千葉県議会 2019-03-04 平成31年_健康福祉常任委員会(第1号) 本文 2019.03.04
続きまして、全国の公立病院の状況ということで、北海道の夕張病院、銚子市立病院、それから京都府の舞鶴病院の経緯ということでございますけれども、北海道の夕張市立総合病院につきましては、平成18年度に市が財政再建団体になったことを機に、多額の債務を抱えていた病院を閉鎖しまして、介護老人保健施設に併設して診療所を設置しているという状況でございます。
続きまして、全国の公立病院の状況ということで、北海道の夕張病院、銚子市立病院、それから京都府の舞鶴病院の経緯ということでございますけれども、北海道の夕張市立総合病院につきましては、平成18年度に市が財政再建団体になったことを機に、多額の債務を抱えていた病院を閉鎖しまして、介護老人保健施設に併設して診療所を設置しているという状況でございます。
もっとひどい例として、銚子市立総合病院は、今月までで診療を休止され、また、昨年は北海道夕張市が財政破綻をし、同時に破綻した夕張市立総合病院が公設民営の診療所として、地域医療の熱意に燃えた指定管理者により新たにスタートされています。 このように、今、全国で地域医療の崩壊が起こっています。
それは埼玉の城西大学の伊関准教授の講演で、医師不足の背景と、夕張市立総合病院と兵庫県柏原病院の実践を交えたお話でございました。医師不足を少しでも解消し地域医療を再生するポイントは、まずその地域に住んでいる私たち住民の意識を変えることが重要だという指摘でございました。
例えば、北海道夕張市の旧夕張市立総合病院、病床数が百七十一ございましたが、夕張市全体の財政破綻に合わせて約三十九億円の一時借入金を抱えて経営が破綻し、現在は十九床の診療所と四十床の老人保健施設として再スタートをされたと聞いております。また、県内の公立病院においても、現在、民間への譲渡の方向を示されている病院もありますが、その理由は医師不足と経営悪化とされております。